万年小路の家
●設計事例の所在地:
長野県千曲市
●面積(坪):
32.6
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
通りからの夜景.小振りだが奥行きと落ち着きのあるアプローチ
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
農村集落に建てた小振りな住まい。水防のため既存の石垣に載せて高床にしました。古い石垣を残すことで、この集落の時間と景観を受け継いでいきます。外観は、周囲に馴染む切妻のおとなしい家型。塀や壁に木を使い、窓や灯りで親しみやすい表情を持せています。内部は、小さくとも広く伸びやかな住まいになるよう工夫しました。通りとの高低差を活かした開放的な室内。生活の中心に据えた階段と吹抜けが、上下の連続性と住まいに一体感を与えています。
その他の画像:
南東側外観.土蔵や石垣が残る農村風景に切妻屋根や白壁、板塀で馴染ませた.水害対策で既存の石垣を利用し、内部で高床になっている
南側外観.主庭は通りから約1.2m上がる
玄関からの見上げ.床レベルの差を使って視界をコントロール.奥行きを感じさせつつ全てを見せない工夫
吹抜け上部から光が降り注ぐ食事室.正面は玄関への下り口.床は無垢のひのきフローリング
台所から食卓と居間を見る.テラス窓の障子は壁内に引込み.右手奥は和室
台所.キッチンはフルオーダーのオリジナル
居間と和室.窓から隣接する母屋の庭を眺める
吹抜けをバルコニーから見下ろす
眺めの良い2階浴室
基本設計の模型